英国ロンドンで開催されている、ヨーロッパ最大級のEdTech(Education×Technology)の展示会「Bett Show 2019」。35回目を迎えるこのイベントは1月23日から4日間開催されます。どんな展示があったのか、現地から届いたばかりの写真ともにフォトレポート。

Bett Show 2019の入り口。2019年1月23日~26日にロンドンの展示会場「EXCEL LONDON」で、今年35回目を迎えるEdtechの展示会「Bettshow 2019」が開催。今回は700社を超える企業と100を超えるスタートアップが最新の教育ソリューションで参加。 また1月24日からは併設でEducation Showという教育エクスポも。

LOGIBLOCSのe.building Blocks system。Bett Show 2019 では、ロボットプログラミングやプログラミング教育のソリューションがかなり多く展示されていた。

DF ROBOTなど中国系企業の出展も多くあった

Micro:bitのブースは大賑わい。さまざまなmicro:bitアライアンスの教材が展示。

Micro:bitのブース

日本からはエプソンなどのハートメーカーや、プログラミング教材のアーテックなどが参加。

アーテックのブース

//色を認識し音と連携させるSphero Specdrumsの実機が展示されていた。
イギリスでは3月に69.99£で発売予定。日本では時期は未定ながら、発売は準備中とのこと。STEAM学習のために開発された教材。

ハリーポッターの魔法の杖を使ったプログラミングキット。「Harry potter KANO Coding kit」99.99US$

ハリーポッターの魔法の杖のジェスチャーをつかったプログラミングキットだが、手作りコンピューターを販売しているKANO社らしく、杖にセンサーを組み込むところも自分ででき、プログラミングだけでなはくモノづくりの楽しさも学べる
杖の動きをセンサーが感知し、ジェスチャーごとに命令を設定できる。
ワンダーワークショップ(W:onder workshop)は、Bett Showに合わせて、ワンダー用のアクセサリーGripper building kitを発表。価格は34.99
Glipper Builduing kitはWONDERを使ってものを掴ませたりすることができるようになるキット。

レノボもBettshowの時期合わせて、教育市場用のノートパソコン「100e Chrome(第二世代)」を発表。

VRを使ったソリューションも多く展示されていた。

VRゴーグルで蛙の解剖実験を体験するソリューション。

Microsoft.Adobe,Googleといった巨大企業も出展。これからのEdTechソリューションをわかりやすく提示。

各所でワークショップも開催。

日本でも教育系のエクスポは行われているが、EdTechに絞った展示会で、これだけ大規模なのは衝撃的。
日本を含むアジアに展開予定のスタートアップ企業も多く参加していたので、これから本展示会で発表されたソリューションが日本にもやってくるでしょう。会場には子どもたちも来場していて、さまざまなソリューションを体験し、楽しそうな笑顔を見せていました。