園児から小学生まで、右脳を鍛えることのできるヒラメキ工房の「三角形折りたたみ教育的パズル キラメキ」をレビュー。
右脳を鍛える「三角形折りたたみ教育的パズル」
今回ご紹介するのはヒラメキ工房さんから販売されている「三角形折りたたみ教育的パズル キラメキ」です。価格は税込み1,080円。
取扱説明書には「右脳を鍛える感動実感」とあり、かなり脳を活性化させるパズルであることがうかがえます。また、台東区、足立区、荒川区、墨田区、葛飾区の五区が開催する「TASK(タスク)」という産業活性化プロジェクトがあるのですが、この製品はそこで奨励賞を受賞したスグレモノプロダクトでもあります。
キラメキは15個の小さな正三角形から構成
キラメキは15個の小さな正三角形から構成されています。色は青、黒、赤、緑、黄色の5色。
材質はポリプロピレンで、自由に折り曲げられるようになっています。
そして中央に大きな穴があいています。この穴によってキラメキの遊び方が無限に広がります。
パズルにチャレンジ!園児用から小学生向けの問題も
ではパズルに挑戦してみましょう。取扱説明書にはいくつかの図形が記載されており、キラメキを折り曲げてこの形に近づけていきます(説明書には17種類の図が記載されています)。
一番かんたんな園児用の問題に挑戦してみましょう。4つの黄色い三角形から構成される大きな正三角形の形に折り曲げてみます。キラメキの色の配列を見ると最初から黄色い三角形が3つ並んでいるところがあります。これを活かすように折り曲げます。
するとこのように下3つが黄色、上が赤という正三角形が出来上がりました。この赤の部分を黄色に変えたいところです。
赤い三角形をめくると、その後ろが黄色になっています。
そこでキラメキをいったん広げます。そして赤い三角形の先端を先ほどの中央の穴に折り込みます。
これで中央に黄色い大きな正三角形が作られました。
あとは両側を後ろに織り込めば完成!
他の問題も完成した状態だけお見せします。こちらは小1用の問題。
こちらは小6用の問題。この辺りになると最初の色の配列にとらわれず柔軟に考えることが要求されます。
開発され得るであろう3つの力「観察力」「論理的思考力」「集中力」
それではキラメキでどのような能力が開発されるか検証してみましょう。ただし取扱説明書にある「右脳を鍛える感動実感」というキャッチフレーズは抽象的で検証対象としては扱いづらいので、私のほうで、開発され得るであろう力を3つピックアップしました。
まずは観察力。パズルと解くためにはキラメキ上に点在する色をよく観察し、頭の中で整理しなくてはいけません。ここで観察力が鍛えられます。
次が論理的思考力。求める形に近づけるためにどのように折ればよいか筋道を考えることでこの力が鍛えられます。
最後が集中力。難しい問題を解くために考え抜く過程で鍛えられます。根気強さといってもよいでしょう。
またルールがシンプルで、問題の難易度の幅が広いことも特長です。子どもら大人まで一緒に楽しむのに最適でしょう。
以上、ヒラメキ工房さんの「三角形折りたたみ教育的パズル キラメキ」でした!