コロナ禍で、どこにも行けない冬休み。子どももついつい家に閉じこもってゲーム三昧の日々になりがち。そんなときはゲームを使って、SDGsを学んでみてはいかがでしょうか?Nintendo Switchで人気のゲーム「あつまれ どうぶつの森」でSDGsを学ぶ方法をお教えします。
SDGsとは?
最近、テレビや雑誌などでもよく耳にするようになったSDGs。既に多くの方がご存じだとは思いますが、いま一度説明すると、国連が定めるSustainable Development Goals、つまり持続可能な目標のことで、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指した国際目標です。17のゴールと169のターゲットで構成されていて、環境と社会、そして経済の課題を相互的に解決しようということを目指しています。
今回はこのSDGsについて、人気ゲーム「あつまれ どうぶつの森」の中で楽しく学ぼう、ということが目的です。
水上都市「フローティングシティー」
では、「あつまれ どうぶつの森」の中で、どのようにしてSDGsを学ぶのでしょうか?実はこのゲームには、夢の中で仮想都市が作れる「夢番地」というものがあり、そこに今回紹介する水上都市「フローティングシティー」が建設されています。
そもそも「フローティングシティー」とはなんなのかというと、デザイン設計事務所のビャルケ・インゲルス・グループ(Bjarke Ingels Group)が提案した、地球温暖化対策の都市案です。海に島を浮かべ、そこでエネルギーや食料を自給自足で補いながら生活することを目標としています。
今回そんな水上都市を「あつまれ どうぶつの森」の中に建設してしまいました。
小学校でも行われた模擬授業
この水上都市を事前に子どもに体験してもうらうため、江東区立第六砂町小学校で模擬授業が行われました。
授業ではまず、水産学者である北里大学の千葉洋明准教授が、現在の地球環境がどうなっているのかということや、SDGsの必要性について説明がありました。
そしてその後、いよいよ生徒たちは「あつまれ どうぶつの森」の中にある「フローティングシティー」を訪れ、ガイドに従いながら島を歩いて、いろいろな環境問題について学んでいました。
また、島内には絶滅危惧種をモチーフにしたたくさんのどうぶつたちが暮らしており、そういった面からも、いろいろな学びを得られます。
やはり人気ゲームであるということもあり、子どもたちは嫌がることなく、積極的にいろいろなものを見ていっており、自然にSDGsを身につけているようでした。
「フローティングシティー」にはどう入る?
さて、ここまで聞くと、みなさん(あるいはお子さん)も「フローティングシティー」に行ってみたいと思うのではないでしょうか。
この「フローティングシティー」には、以下の夢見番地から行くことができます。
DA-8310-5913-5018
また、以下の特別サイトでは、ガイドによる案内(予約制)も受け付けています。
いつもより家にいる時間が長くなりそうな年末年始。お子さんと一緒にゲームでSDGsを学んでみてはいかがでしょうか?
- エントランススタート位置
- 展望台・撮影スポット
- 風力発電所を見る場所
- 世界の⺠族衣装をプレゼントする場所
- 魚釣り場
- 魚の養殖場
- 撮影スポット 虫取り場2
- 虫取り場1
- 釣り堀
- アメリカ大陸のどうぶつの住まい
- 教室 藻場
- 水力発電所
- 果樹園
- 水耕栽培施設
- レストラン
- アフリカ大陸・日本・南極大陸のどうぶつの住まい